2009AWC 7

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公式トレーニングの朝、我々は暗いうちにユースを抜け出した。駐車する場所がわからなかったが、地下駐車場に入れエレベーターで上に上がった。さて、いよいよ仕事開始。

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公式トレーニングの日は、もっともハードな日だ。3台のカメラで撮影した。スタッフは私を入れて4名だから交代要員は一人。

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交代で休息しながら、朝8時から4時頃まで撮影した。アルファベット順にオーストリアからトレーニングは始まった。会場は例によって三つに分かれ、今回は仕切まであった。

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そのしきりに何頭もの犬がトンネルかと思ってつっこんでいた。ラージでチャンピオンになったリサ・フリックが興味深いハンドリングをしていた。

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  そのハンドリングは今後の主流になっていくのではないだろうか?私は先鋭的なハンドリングと称したが、ラインに割り込むあるいはラインを引き込んで、オーバーランをさせないようにハンドリングする。

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個人ラージ決勝の、ベルントさんのコースでも、要所要所でそのコントロールを見事に使って優勝した。公式トレーニングは、二つに分かれた。この先鋭的なハンドリングを追求するグループと、オーソドックスなハンドリングをするグループだ。

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それにコンタクトを止めるグループと走り抜けをするグループにもわかれた。

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どちらも今のアジリティーにとって、大きなテーマだろう。

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今回のコースは、全般的には、走り抜けに不利だったような気がする。走り抜けをしてもタイムがあがらないコースだったような気がする。逆に確実に止めた方が後が続いたコースが多かったと思う。

続くベルギーは、サリーに代表されるようにオーソドックスなハンドリングだった。サリーは10年以上前から世界戦にでているが、そのころと今とほとんどハンドリングは変わってない。毎年、上位に絡んでくる。

ブラジルは、ハンドリングを追求している。毎年、進化している。南米大会のことを盛んにアピールしていた。昨年、チーム線のラージとスモールを制した。今年はどうなるだろうか?

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