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追及訓練のイントロ

ラフコリー、追及イントロ(導入)

とても、おはようさんですという時間ではありませんが、、、今日のご挨拶!追及始めて二日目のアール君。追及訓練のイントロです。私自身、ラフコリーに追及教えるのは初めて。とっても面白い。告知のフセが遅いんですが、フセの意識はかなり強い。何かあるとすぐ伏せる、、、ただし遅い(笑)明日、服従のイントロをアップしますが、犬の能動性を引き出すためかなりのんびりしたトレーニングになってます。さて、結果はどうなるでしょう(笑)

ドッグスクール・ゆうじんさんの投稿 2020年9月26日土曜日
アール追及二日目

これは二日前の24日に撮影したアール追及二日目の動画です。
追及訓練の導入=イントロです。
このところずっと「伏臥」の強化をやってきたのですが、この追及訓練の終わりに出てくる「告知」を行うために必要な事でした。

警察犬全道大会

選別会場

昨日は嘱託警察犬の全道大会。画像のように、好天に恵まれ、素晴らしい会場で、日ごろのトレーニングの真価が問われる競技会でした。 私はこの10年間、務めた警察犬の会の会長としての最後のお手伝いをさせていただきながら、ほとんどすべての犬の追及作業を見ることが出来ました。そして、色々と思うところがありました。

追及の原点。「人が分からないから犬を使う」私が考える追及の出発点です。
犬の後を追従しながら、(ヨシヨシ)と絶えず声をかける。常に、あるいは迷ったとき、人の顔色を見る。 何故、犬に、犬自身に「仕事」をさせてやらないのか?追及は犬がする仕事です。犬は完全に、指導手から独立しているべきです。指導手を引きずってでも、臭気を追って欲しい。

では逆に、追及の行きつく先はどこでしょう?例えば、自らの家族が行方不明になった時、自分の訓練した犬が使えるか、これが追及の行きつく先だと私は考えています。 訓練競技会で優勝することも魅力的ですが、上記の方が大切だと私は考えています。だから、印跡してから何時間もたってから追及を始めます。1000歩でも2000歩でも印跡します。競技会や審査会でやるからというので、この広い北海道で、5歩進んだら曲がる、10歩進んだら曲がるコース。あるいは、少しでも臭線から逸れたら修正し、それによって自信を無くしている犬たち。それが昨日のコースでは見事に浮かび上がっていました。

屈折で必ず逆を探す犬。それがなぜかを考えて欲しい。必ず逆を探すからには、犬には、すでに分かっているのです。昨日は、多くの犬が逆を探していました。この答えを見つけない限り進歩はありません。

追及は確認作業です。100歩の足跡に対しては、100個の確認が必要です。 正確な確認作業を犬に教えてください。そのためには、ヤードは必須です。
犬に仕事を預けてください。預けない限り、責任は生まれません。 ヤードをつけることとヤードを放すことです。

クロ追及

クロ追及前半

クロ追及7月3日前半
早朝、霧雨だったんですが、桜町は上がっていました。でも、芝生には水滴がたくさんついて、足跡が良く見えるところもありました。それもあってか、難なく追及。仕事を預ける部分も良好でした。途中、用があって少し中断。後半の作業は以下です。

クロ追及後半

後半の作業も良好。散歩の犬の誘惑も、指導手に向かって行くコースも攻略。速度も仕事も良好でした。