私は今、日本のアジリティーの危機だと考えています。特にJKCアジリティーにとって。日本のアジリティーを支えてきたのはJKCです。そのJKCアジリティーを支えてきたのは、その先につながる世界大会です。AWCの魅力が、JKCアジリティーを支えてき、日本のアジリティw-作ってきたと思っています。今、コロナ禍の中、感染リスクを恐れて、公式戦が行われなくなりました。選考ポイントを得ることはもとより、選考ポイントを得るため3度出場に必要な昇格の道も閉ざされました。アジリティーをするだけなら、公式戦は必要ありません。練習会で十分です。世界を考慮する必要が無くなれば、JKCでなくても良いわけです。このまま公式戦の中止が続けば、JKCアジリティーは、根本から崩壊します。まだしばらくはコロナ禍は続きます。あるいはずっと続くかもしれません。競技会を開催してコロナが出たら、どうする!主催の責任が問われかねません。しかし、私はそれでも開催すべきだと考えています。競技会の主催者が、この進藤さんのように、十分な対策を行ったうえでの開催なら、参加した場合の感染リスクと、参加しなかった場合の感染リスクの差はありません。改めて横須賀マリンブルーの進藤さんにエールを送ります。