2009AWC 6

公式トレーニングの前日、われわれが泊まった高級ホテルでジャッジングセミナーは開かれた。2nd FCI Agiity judgingseminar  が公式名称。

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キンドルさんが受付をしていて、70ユーロ支払った。参加料には、ランチとお茶代が含まれていて、コーヒーやサンドウィッチ、お菓子も用意されていた。日本からは、私のほかに進藤氏と淡島氏、それに永田夫人が参加した。

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ロビーでコーヒーを飲んでいると、ポルトガルのジャッジがジャッジングについての問題集に取り組んでいた。これは後ほど、ガイドラインについて討論することになる素材を集めたものだ。参加者には配布されたようだが、私のところには来ていない。

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あるいは迷惑メールではねられたかもしれない。たとえば、ソフトの布の部分を、犬が出た直後に踏んだ場合はどうするか?などの問題が収められている。ジャッジに試験問題に使えそう。時間になり、始まった。

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マルコが司会進行を務めた。まずはスイスのエアロビクスのインストラクター:ニコールさんによる、ジャッジのための体の整え方の紹介。ヨガに似た動きや、ダンスのような動き、ステップなど、実際に参加者全員がやってみる。
休息の後、二つ目のテーマ:ガイドラインについてのディスカッション。前記したように、あらかじめ配布された資料に基づいて、回答を作っていった。時折、難題があるとホワイトボードを使って自説を披露していた。

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11階の展望レストランで昼食。前もってキンドルさんがベジタリアンを確認しにきて、ベジタリアン以外の人はラムのソテー。美味しかった。意外なことにビールはなかった。

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午後からは、小グループに分かれて、それぞれのテーマに沿ってディスカッションし、ある程度結論を出して、最後全員にプレゼンテーションをする、という作業に入った。私と日本グループはミアと一緒に、コースデザインの際に、1度2度3度のレベル分けをどう行うかという課題に取りかかった。
難しい課題だった。実は、事前にどの課題を行うか連絡があったようなのだが、私は気がつかなかった。テーマには、以下のようなものがあった。
A:ガイドライン、ベルントさん
B:私たち
C:規定変更について:
D:世界大会の今後
E:ジャッジング エデュケーション
F:犬の健康について:ドーピング問題、マルコの兄弟
G:ガイドライン:マルコ
H:COORDINATION JUDGE:前記のニコール

最後、プロジェクターを使って、それぞれのテーマの結論がプレゼンテーションされた。セミナー修了後、もう一度通過するハードルのウィングを犬が倒した場合の判定について、マルコに確認した。ヨーロッパでは失格にはしないそうで、これをふまえ、日本でも代表選考ポイントのかかる北海道ブロック以後、この判定に統一していくことになると思います。高級ホテルの向かいの「SUPAR」で、夕食の食材を買い、ユースに帰った。

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かなり吟味したがSUPARには、食欲をそそられるような食材がなかなか無かった。肉類には、ほとんど脂身がついてない。寿司が美味しそうだったが、寿司を買って帰ると、重いので減らしたいお米が減らない。仕方がないのでソテーにするつもりでサーモンを買って帰った。

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女の子たちはチューリヒに行っていて、遅くとも5時にはユースに帰っているようにいっておいた。が、帰ってきたのは6時を回った。朝8時にここをでて、チューリヒに着いたのが昼の1時、なんでも駅に行くバスが逆方向に行くバスで、路線を1周したらしい。

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ユース最後の夜。キッチンには、親切な変態おじさんと変わったシチリア人がいて、さらにもう一人のイタリ ア人もやって来た。狭くて、質素なユースだったが、四日目ともなるとなれた。女の子たちは、高級ホテルに移動することになって喜んだが、私は少し名残惜しかった。

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