センチョの救助犬の画像、たくさんいただきました。一応、時系列に沿って並べます(笑)
田中のあやちゃんありがとう!
Category Archives: 救助犬
2020救助犬試験
今日は、旭川で救助犬試験が行われ、私のスクールからはセンチョが受験しました。ハンドラーは私です。準備のお手伝いを兼ねて前日から入ってます。
旭川は、広々としていて、犬の散歩が出来る河川敷や広場がたくさんあって、犬連れとしてはこういうことだけで気持ち良くなってしまいます。
前日のトレーニングが良かったのか、センチョとってもやる気で仕事してくれました。押さえきれない程、、、
仕事ぶりを以下のユーチューブにアップしました。特にシミレーションは、仕事に対する意識と意欲が明確で、私は十分に満足、センチョにご褒美を上げました。
旭川
明日は、救助犬試験、センチョ受験します。
今日は朝一で朝カレーから旭川。
8時前について早速草刈り。
最初に成毛夫妻が応援に到着
雨予報だったのであわただしく練習も雨降らず。
お昼はくさびで黒みそラーメン。
2020救助犬認定試験
恵庭は、霧雨だったり降ったりやんだり、今日もぐずついたお天気です。ホントなら今日はウィークリーU人セミナーなんですが、今季初の中止!本州からの参加者もいたので、本当に残念です。
画像はセンチョ、救助犬試験を受験すべく、毎日トレーニングしています。試験は10月4日、旭川で行われます。あと2週間、合格目指してガンバ!
旭岳捜索6 総括
雨と風、あまり良くない条件のように感じますが、おそらく晴れるよりも犬にとっては、ずっと良かったと思います。作業に当たっては、とにもかくにも犬のピュアな状態を念頭に置きました。
作業意欲は不要、些細なことに反応できる状態を最優先にしました。結果、センチョは良く反応しました。それが野生動物だったり、他の捜索者の臭気だったりでしたが、、、
今回の作業では、出来るだけ可能性の高いところを探したいという考えがありました。あらゆる可能性を考えれば、山のすべてが捜索対象になりますが、すべてを探すことはできません。
探さなくてよいところは、鼻から除外したかった。
例えば、多くの人が通行して、人目に付く場所は除外できます。エリアの絞り込みが、もう一つできなかったような気がします。
作業に当たってもう一つ重要なことは、怪我を含めた犬の健康管理です。初日終了後、2頭とも片足を地面につかなくなりました。もし怪我をして、それが後を引きずることになると作業できなくなります。幸い次の日の朝には、ほぼ回復しました。
手つかずの自然、美しい花、変わったキノコ、露天風呂。
温泉の動画も載せましたが、本当にこういうことでなければ、とてもいいところでした。
北海道の最高峰、大雪山旭岳!おススメです。
旭岳捜索5 三日目
三日目は、台風崩れの低気圧が来てて、天候の読みがすべてだった。朝からすさまじい風だった。私が懸念してたのは雨、予報は降水確率80%。朝4時からレーダーアメダスの雲の動きを見つめていた。波は二つ来そうだ。一つ目は5時頃、二つ目は8時ごろ、その間は降らないような感じ。80%の雨だったが、どうやらそれはもっと北の方らしい(稚内が観測史上最悪の降りだった)
私は作業を決行することにした。
予定より1時間遅れて5時出発。いきなり雨だ。雨が来ても大丈夫。上はすでに防水のパーカを羽織ってるし、下は沢登りのセットだ(笑)
風はすさまじかった。特に上の昨日のルートに接近するほどひどくなった。スマホが飛んでいきそうだ。風で上マブタが勝手に持ち上がる、それでもお約束の私の担当エリアに来たのまで確認してすぐ下山。下界にはない風。
風は大丈夫だが、背の低いハイ松しかないところで、雷さんには合いたくなかったので、速やかに下山。上の画像の経過時間ごとの標高を見ると下りの方がずっと早いのが良く分かる。
旭岳捜索4 ロープウェイ
午前の捜索が終わった後、犬の疲れと天候を考慮して、捜索は中止した。犬の消耗が激しい。足の不安もある。私は単独で、ロープウェイで上に上がった。ロープウェイの駅から後は、ハイ松が茂りつつほぼ草原で、とても見晴らしがよかった。
朝の捜索で歩いたクロカンのコースも、本当の原始林が林立し、湿原もあって、そしてここも美しい花が咲いて、本当にこういうことでもなしに来れば、とても楽しめるところだった。
旭岳捜索3 二日目第2ラウンド
二日目第2ラウンド。935のスイッチを入れ忘れて、上の935の画像は途中からです。下のマップは、スマホのデータ。二日目の作業がすべて入っています。
第2ラウンドは、温泉街の裏にある遊歩道。遊歩道とは言っても流石大雪山、野性的でした(笑)。
手は入っているんですが、あまり利用されているようではありませんでした。キノコが特徴的!
旭岳捜索2 二日目第1ラウンド
宿泊は大雪山白樺荘。ユースホステル。ここが我々捜索隊の宿となった。山岳会は和室に雑魚寝。私だけ特別に、介助犬の入れる個室に一人で泊まれた。しかも犬も同室。ホテルのオーナーがボーダーを飼ってて、救助犬ということで特別待遇となったようだ。沢登り用のアンダーとパンツ、長靴、ウールの靴下をここに干して、お風呂へ行くのが日課になった。
食事は朝7時。夜6時。お昼にお結びを用意してくれた。ここの露天風呂は最高。フキがお風呂の周りを取り囲んでいる。
前夜のミーティングで、今日の私の受け持ちエリアはまず、上のスキーマップの左下に少しだけ出てきている点線で印されたクロカンのコース。
二日目の第1ラウンドは4時開始。昨日と比べてとても歩きやすい。但し、蚊がひどい。昨夜、センチョの顔にダニが一つついていたので、今日は念入りに虫よけを塗ったが、それでも顔の周りに蚊がうるさい。キロ20分程度のスローペースで、犬がピュアな状態で反応しやすいことを最優先に移動する。
旭岳捜索1 1日目
昨日、依頼の電話が来た。6月ごろに一度、依頼の電話を受けてはいたが、それは準備した段階で突然中止になった。それが今回突然復活した。とても急な話だ。前回の依頼の時にお願いした他の救助犬のハンドラーの方々に再度依頼の電話をするも、皆さん、都合がつかないようだった。仕方ないので私一人で出動することにした。犬は認定犬のワイワイと訓練途中のセンチョ。
天候の悪化が懸念された。昨日のうちに出発したかったが、車は修理屋さんにいれてあって、あいにくの定休日。今日、修理屋さんから朝一で車を出して出発することにした。
目的地は大雪山の旭岳。
着替え一式。沢登りの装備。雨具。PCと充電器一式(携帯、時計、GPS)犬のエサ、水、食器。普通に財布。足元はハンティング用のスパイク付きの長靴を選択した。それに分厚いウールの靴下。真冬でもこれで対応できる。
途中で、補給用の水分と、いる間の分の昼食を買う。
9時、トヨタが開くのを見越して車の引き取りに。そのまま行くつもりだったが、荷台が小さいので、底上げをかまさないとバリケン300400が乗らない。一旦スクールに帰って出なおし。占冠経由の下道でいく。1時前に目的地のビジターセンターに到着。途中で車中でサンドイッチでお昼。捜索責任者の方と中心的に捜索をしている山岳会の方が丁度いて、まずは沢筋の捜索を勧められる。
第1ラウンド、出発は午後1時、GPSの記録は午後1時5分から始まっている。
午前中相当な雨が降ったようで、登山道は半分沢のように水が流れている。沢もかなり増水している。登山道を上がり、頃合いを見て沢に移り、先ずは下流に向かった。
割と高低差の強いところから入ってしまったようで、不慣れな犬は苦労していた。センチョはこのところ釣りに連れて行ってるので割と対応したが、ワイワイは水に入りたがらなかった。
この沢には途中温泉が湧いているところがあり、下の温泉街には、そこから温泉を引いてるところがあるようで、パイプがいくつか敷設してあった。その関係で、手を入れた踏みわけが山側の斜面についていて、途中からそれに乗る。
ここで思わぬアクシデント!温泉のお湯は手を入れてみると40度以上あるような感じで、その温かさからか蜂が巣を作っていて、ワイワイが刺されてしまった。ワイワイ、パニック。この一件で、ワイワイは以後、顔色が無くなってしまった。
往復で歩いたところが登山道。行きの途中から沢におり、一旦下ってから上流へ上りなおす。途中から踏み分けを伝って登山道に戻り、別の踏み分けで、もう一度沢を覗きに行った。これが第1ラウンド、先ずは場馴らしといった感じで入ったが思わぬアクシデント。
第2ラウンドは気になっていたエリア西山側を試みるが、手も足も出ない感じ。仕方なく、第1ラウンドの横をやることにする。
西山側を偵察したせいか、時間が押してきた。それでも攻めては見たが入った踏みわけは途中で無くなり、原則通り進ん出来た道をトレースして引き返す。収穫無し。
作業後に思わぬアクシデント。ぬかるみで泥んこになった犬たちの足をきれいにしようと、沢に降りて洗って上がってきたら、センチョが右後足を地面に付けようとしない。どこかで痛めたようだ。とても心配になったが、ワイワイの方がもっと深刻だった。夜、オシッコ出しの時に、 蜂に刺されたのか右前足を浮かしている。 車のバリケンから降りてこれない。 バリケンごと下におろしておいて、出してやる。ワイワイは下あごも腫れていて、とりあえずステロイドを飲ます。明日までに治ると良いが、、、
データを取った機器。左からガーミンのアストロ320、アストロ220が2台、アスレチック935、スマホのアプリ:スーパー地形。
私はもともと、PCのアプリケーション、カシミールを使っているので、ガーミンが多くなりますし、スマホのアプリも同じ系列のスーパー地形になりました。935は良く役に立ちます。ログを取るだけでなく、心拍数などを教えてくれたり、ペースも確認できます。スーパー地形は、専用のハンディGPSが要らなくなるほど、役に立ちます。ま、スマホは画像を残したり、動画も撮るので電池の関係で、ハンディは手放せませんが、、、