座標 1

コース図から障害の位置の座標を得る方法を紹介します。
そもそも座標を使ってコースをセットする場合、今、最も現実的な方法は、センターラインを決めて、セットする方法です。
上のコース図には12mのところに横線が引いてあります。コースをセットする場合、この位置に巻き尺を伸ばして置いておきます。上のコース図ですと左側が出発なので、巻き尺も0になる左から伸ばします。コース図が25x40なので、40mまでは伸ばしておきます。
障害の近くに書いてある数字のうち、上の数字が左からの距離、下の数字が巻き尺からの距離です。例えば1のハードルは、巻き尺の5mのところから上に向かって9mをコロコロで測ってセットしていくことが出来ます。

そこで今回の課題、この座標をどうしたらわかるかについて。
上のコース図ですと1m方眼で表示されてるので、おおよその座標は目見当で出すことが出来ます。自分でコースをデザインしている場合は、使用するソフトで正確な座標を知ることが出来ます。

上の画像は、私が使っているアジリティーブルースです。Positionのプロパティーでスラロームの座標が出てきます。スラロームやドッグウォークなどの場合は、入り口と出口、それにセンターの座標が表示されます。左上を00に指定してるので、出てくる数字は、Xが左からの距離、Yが上からの距離です。Xはそのままでいいですが、Yはセンターラインからの距離に変換します。この図のスラの場合は、Entrance(入り口)が18mとなっていますので、12mにセンターを持ってきた場合、18から12を引いて、6mがセンターラインからの距離です。
問題となってるのは、下の図のように、ネット多く出回っている、コース図から座標を割り出す方法です。