大阪 AG1

昨日の大阪の競技会ご参加の皆さん、ありがとうございました。天候にも恵まれて、ジャッジをしてても、皆さんの走り楽しませていただきました。
さて、ひさびさの公式戦ジャッジ、ちょっとの間、勘が戻りませんでした(笑)周りの状況への配慮が欠けた。ミーティングの時、各スチュワードの注意事項を連絡するのが常なのに、忘れた。特に、競技中は常に世界を見ているようにとのアドバイスができなかったのは痛かった!

あまりしないことなんですが、コースデザイナーとして、コースのデザイン上のことを紹介しようと思います。まず1度AG
一度AGのコースデザインは難しい。一番神経を使いました。昇格がかかってますから、変なコースは作れません。だからと言って、目の前の障害を飛んでればゴールできてしまうようなコースも作るわけにはいきません。それなりのハンドリングを要求しました。
オープニング:日本のコースを走りなれてる人には、私のコースは異質だと思います。日本のコースはコントロールを要求する部分が強い。スピードよりもスピードコントロールを要求します。このコースのオープニング、そしてフィニッシュは逆です。前に行かすことを要求しました。オープニングはそこにシーソーの確実性も絡めました。シーソーのそばに引っ付いていたんでは、次のタイヤが難しくなります。あるいは前に進むコマンドトレーニングがされていることを要求しました。
ここは、ミディアムでトップだったシェルティーが見事でした。まさに異次元の仕上がりでした。Aランプに誘導する部分。ここは逆に、犬を自分の方に引き寄せたいところです。7を飛び終わったときに犬は3トンネル出口を向いています。オープニングで前進意欲の高まった犬に対して、このタイミングでAランプのコマンドは危険です。犬にとって障害へのコマンドは、ゴーコマンドと同じく「ススメ」という意味を持つからです。
スラロームの次のトンネルの後は、ドッグウォークのRCを想定して作っています。
ドッグウォークのRC,特にラージは素晴らしかったです。が、そのあとのこのコースの数少ない旋回部分の処理は、あまりよくありませんでした。
最近よく聞くことですが、「RCのトレーニングに追われて、ハンドリングのトレーニングがおろそかになってる」な感じでした。もうすぐフライトの出発時間なので、続きは次に

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