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雪崩救助犬試験 1999

ブッチャ

99年冬季救助犬認定審査会 結果報告

今年は3月21日、比較的遅い次期にも関わらず、豊富な雪の元札幌のばんけいスキー場で開催しました。STVの取材を受け、撮影を兼ねての審査会で出場者には色々ご迷惑をおかけしました。当日は終日冷え込み、前日までの暖気で融けていた雪が凍って非常に固くなり、ヘルパーを埋めたり出したりが大変困難でした。この固い雪の影響で、臭いが漏れ易くなり「反応」の面からはイージーに、しかし臭気源の「特定」の面では、犬が(特に非力な犬が)掘りにくくハードな条件となりました。

認定試験の会場に関して、より現場に近い状況が本当は欲しいところです。ブルドーザーで雪を押して山を作ると、押しやられた雪が作り出す斜面は非常に現場に近い状況かと思われます。排雪場の斜面は、認定試験の会場にふさわしいものですが、現実的な利用は難しいようです。試験翌日、昨年度会場だったアリスファームを訪れましたが圧倒的な積雪があり、ブルドーザーを入れる事さえ出来れば、理想的な会場を作り出すことが出来そうでした。ブルドーザーとなると経済的な問題もありますが、次回は是非実現させたいものです。

もう一つの課題は、次の審査の為に会場を整備することです。1頭の犬の審査が終了した時点でその犬が捜索作業のために荒らした現場を、次の犬の審査に備えて復元することはかなりの労力が必要です。今回、参加者が交互に行いましたが、出来ればその為だけの要員を確保したいところです。

冬季認定試験は「雪崩」を想定しており、実際に運用を考えた場合、救助犬として活動を要求されることは先ず無いと思われます。しかし冬季救助犬としてのトレーニングは、救助犬自体の能力向上には非常に効果的です。また冬の北海道独自の有効なトレーニングであり、トレーニングには寒さや多くの労働を要求されるなど困難な面もありますが、続けて行きたいと思います。

今回審査は昨年に続いて名古屋の山田氏、ヘルパーは北海道ハイテクノロジー専門学校の生徒の皆さん、会場での暖は牧さんのお世話になりました。寒い中一日中お手伝いいただき、誠にありがとうございました。参加者の皆さんもご苦労様でした。なお、審査終了後札幌市内にて懇親会を兼ねて反省会を行い中から体を暖めました。