ジャパンカップのコースを検証します。
まず1走目三井さんのジャンピング。
オープニングで特徴的なのは3に対する14のトラップ。
2はイン処理、4への動きを見せるため、リードアウトはやや少なめ。
4から5の処理は、犬の動きをつぶすような感じになるので、バーが落ちやすい。
4のアウトを、4を通り過ぎた位置で出して、4の受けに余裕を持たせ、5はハンドリングで押し込む感じ。
56は、6後へのスピードを作るため、ラインを作る感じで56の中間を意識して入った。このあと14まで左ワンサイド。
91011は、ナチュラルで行ける感じ。
14トンネルの指示は、1415の間から出したが、14寄りにポジションを作っておかないと足が余る。
17の裏で受けて、19はインコマンドをかけた。
17は、オーバーランした方がラインがよくなる。
このコースの特徴は、サイドチェンジが少ないこと。三井さんらしい感じだが、ハードルのインアウトを要求するハードルワーク的なハードルの角度が目立つのは三井さんらしくない。
L=180
Category Archives: コース図
今日のトレーニング
今日のコーストレーニングは、イタリアのヴィットリオさんのジャンピング
モカ、最初、オープニング、イン処理から右ワンサイド、トンネル前が切り返し。 これを、スタート:アウト処理、BCで持ち替えて、トンネル前でオーバーエアーに変える。
これで旋回6m/s越え。
この方が合理的だった。
モカ33.29s、L=204
今日のトレーニング
今日は、JKCのアジリティージャッジ向けのオンラインセミナー。
その合間を縫って、IGPジャッジの受験勉強
さらにその合間を縫って、モカとワイワイのトレーニング
というより、自分自身の体とハンドリング感覚のトレーニング
ワイワイは朝、モカは夕方
新しいサービス
U人セミナーでは以前から、参加者の走りを撮影してユーチューブにアップし、一つの再生リストに入れて、限定公開で参加者だけが見ることができるようにしていました。
最近ではさらに、同じコースを走った別のセミナーの参加者同士も、お互いに相手の走りを見ることができるようにしています。
今回はさらに、私のセミナー参加者以外の方々とも、同じコースの走りを共有できたらと考えました。
但し、条件があります。
1:コース図通りに立てていただけること
2:そのコースを走った全員の走りを撮影して、ユーチューブにアップし、一つの再生リストに入れて、そのURLをお送りいただくこと(折り返し、同じコースを走ったURLをご連絡します)
3:走行会に参加された方全員が、ユーチューブにアップされた動画を他の方が視聴することに同意いただけること
以上の3点です。
私のコースは基本、25x40で作成されています。
コース図通りに建てるには、それ以上の広さが必要です。
また、基本、座標でのセッティングでお願いします。
例えば、風が強い場合になど、レンガをハードルに変えるなどは問題ありません。
興味のある方は、メッセンジャーか下記アドレスまでご連絡ください。
ujin@da2.so-net.ne.jp
コースデザイン1 テーマ
Each FCI course should require a balance of skill and speed.
FCIアジリティー既定の冒頭に出てきます。
スピードとスキルの高い次元でのバランス、これがアジリティーのコースデザインのテーマだと私は考えています。
「どうやってコースをデザインすればいいか。」「コースを作ってみたい。」など、コースデザインの手引に関して、割と問い合わせをいただいています。
それがコースデザインに興味ある人に、何らかのプラスになることを願いつつ、私が持っているコースデザインにかかわる部分をこれから少しづつでも紹介していきたいと思います。
ご不明の点があれば、メッセンジャーか、下記アドレスまでメールをお願いします。
ujin@da2.so-net.ne.jp
Forestpark練習会
アジリティー1度
3ロングジャンプはオーバーランをしても問題ないので、しっかり飛ばす事。5の裏で受けれれば、3度のハンドリング。
7は切り返してほしい。8→9にとって、17は強いトラップ。
12から直接14だと、かなりイージーになったはず。
15のオーバーでのトラブルはほとんど無かった。
アジリティー2度
スラロームとコンタクトは、人の動きに無関係にやって欲しい。
RCの犬は、10からの動きを11の裏で拾いたいですね。
16スラロームのトラブルはほとんどなし!
17→1は、結構いました。
オープニング、3のバー落下はかなり多かったです。
この落下は矯正できます。
アジリティー3度
ちょっとクレージーなコース、オリジナルは高知のユーチューバ―さん。
肝は何といっても、6からの超高速S字旋回。
思ったほど17から7が少なかったのは、見事。
リトライ
リトライ:北海道のアジQは完全リトライ制でやっています。参加料は1000円、リトライも1000円、対等です。リトライも本走も同じように成績処理しています。何回リトライしてもOKでやってます。リトライが増えれば増える程、儲かる仕組みです(笑)
簡単にクリアされると、リトライが少なくなります。難しいとリトライは増えそうですが、手も足も出ないようなコースは、そもそも走りたいとは思いません。走って面白いコースがリトライの絶対条件になってきます。
さて、今回のジャンピングの1度から3度のコース。2度のコースを3度として行う予定で、3度には全く別のコースを用意していました。するとコース設営の際、コースの継承が効かないので時間がかかります。で、3度を先にやって2度を後にするか、という話だったんですが、前日セミナー終了後、ほとんどコースをずらさなくて済む3度のコースが出来たので、当日急遽、それと差し替えました。
同時に当日行った2度のコースは、一部ハードルの角度を変えて、イージーになるようにセットしました。ここに掲載したのは、オリジナルの2度です。当日走られた方はどこのハードルの角度が変わったのかわかると思います。もし走られるなら、このオリジナルをお勧めします。難しいけど面白い(笑)
グランプリルール
16日のコンペのビギナーのコース。
「グランプリルール」拒絶しても、違う障害を飛んでも、戻って順番通りに正しい方向からやり直せば、失格にしない。但し、バー落下は1秒加算。
私がやってるアジQのビギナーは最近、よくこのルールでやってます。アジQはリトライ制で、原則失格即退場なので、ビギナーさんは、このグランプリルールで、何回も蘇って走れます。今回もこのルールのおかげで、助かったペアがたくさんいました。
ビギナーのコースは、アジリティーのスイッチを入れるコースを考えています。犬がアジリティーの楽しさに目覚めるようなコースです。アトラクションですから、FCIルールにとらわれないでコースを作ります。気持ちの乏しい犬でも、やる気になるようなコース。それでいて、目の前の障害をクリアしていけばゴールできてしまうようなのは面白くありませんから、それなりにハンドリングがいるようにしています。
ハンドラーにはスピードを要求しています。そのスピードの中で、ちょっと興奮気味な犬に良く分かるように、ハードルにはハードルのトンネルにはトンネルへのはっきりとした指示がハンドリングのポイントです。
その上でビギナー2は、更にしっかり呼ぶことも要求しています。
昨日のアジQのコース図
コースの準備
10月に入ると10日にアジQ,、14日から静岡でセミナーとコンペ。
そのためのコース図を作っています。
アジQと静岡の皆さん、よろしく