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雪崩救助犬トレーニング

おはようさんです。札幌は降ってるようですが、恵庭は良いお天気です。動画は昨日の救助犬のトレーニング。マドナちゃんです。この時期恒例の、雪崩の救助犬の試験は、3月17日日曜日に開催の予定です。うちからは、ワイワイとセンチョ、マドンナ、それに頑張ってチャッチャも出そうかなと考えています。

ドッグスクール・ゆうじんさんの投稿 2019年2月12日火曜日

昨日の雪崩救助犬の訓練の様子。犬はマドナちゃん。マドナちゃんは探すのがとても得意。
救助犬の基礎は、ヘルパーを好きになる事。ヘルパーとは、救助犬の訓練で遭難者役をやる人。ハンドラーと同じぐらい好きにさせることがポイントになります。マドナちゃんは、ヘルパーが大好き。この点は、セラピードッグと共通してますね。

GPSと救助犬 2005

2005年10月30日 千歳市郊外
主催 北海道ボランティアドッグの会
協力 北海道エコ・コミュニケーション専門学校 ドッグトレーナー科

懸念された雨もほとんど降らず、南へ渡る白鳥の群れの下、2005年の原野の救助犬試験を行いました。
参加頭数19頭うち14頭が新規受験の犬でした。
捜索範囲は以下にあるように、狭い区域で24ha、広い所では37haもありました。
制限時間は3時間です。

白鳥の渡り

朝のミーティング
今年の北海道は暖かく、キノコ取りの人もまだかなり出ているようでした。シカの足跡は多数ありましたが、鹿に混じって熊の足跡もありました。熊の足跡は古く、キノコ取りが多数入っているので、いる心配はありませんでした。

ミーティング説明
試験のテーマは、捜索能力が第1のテーマですが、自分自身と犬の安全管理、サポーターの安全管理です。捜索者自身が行方不明になったり、犬が事故にあったりしないようにすること一番です。ハンドラーには、GPSの操作をマスターしたサポーターを一人ずつつけました。ハンドラーはこのサポーターを伴い、GPSに予めインプットしてある自分の受け持ち区域をGPSが示す自分自身の軌跡をもとに捜索経路を決め、系統立てた捜索を行なうことになります。

朝のミーティング、参加者、役員、サポーター、ヘルパー
今回の参加者は全員、それなりの犬であれば反応できた位置までヘルパーに接近しています。捜索の詳細については、GPSが記録したデータを元に、ムービーを添付しましたので参考にしてください。例によって、ハンドラー自身のコメント、ヘルパーとサポーターのコメントを添付しました。(ただし、11月9日現在、コメントはまだ集まっていません。集まり次第、追加していきます)

関東から参加の高野さん 終了時の挨拶

審査員長 山田先生の終了時の挨拶

個々の作業の詳細についてはハンドラー名をクリックしてください。

チーム名作業開始時間終了時間作業時間捜索距離(m)面積(ha)
エリア11村木マーブル9:2212:162:53:59456524.3未発見不合格
2高野ベンケイ12:5614:582:01:45370924.3未発見不合格
エリア21関ジェシー9:2612:052:39:04442927.1未発見不合格
エリア31上田ウリエル9:1512:052:49:42631728.8未発見不合格
エリア41葛西ソラ9:3211:332:01:01561726.7発見合格
エリア51小林リック9:2110:160:54:47207625.7発見合格
2山美3号10:4313:543:11:28664625.7未発見不合格
エリア61大沢ジャック9:059:570:51:23252927.7発見合格
2上林オハギ10:1513:042:48:54495627.7発見合格
エリア71高野トキ・カズ9:2711:131:46:36275727.1発見合格
2大沢ホリー11:5714:452:48:34533127.1未発見不合格
エリア81中谷ヴレス9:4711:131:26:01374127.2発見合格
2小林オグリ12:0314:322:28:58678727.2未発見不合格
エリア91大庭モンジュ9:1712:483:30:41728837.2未発見不合格
2安田ボウ12:4815:573:08:46629137.2未発見不合格
エリア101沖レイラ9:1110:571:45:39484233.1発見合格
2田野岡ジュディ11:1712:010:43:30179933.1発見合格
エリア111田中ミミ9:2712:052:57:40757033.9未発見不合格

待機中の参加者
その他 参考資料
全体図
ヘルパーの配置

GPSと救助犬 2003

北海道ボランティアドッグの会の、2003年秋の救助犬認定試験を11月3日、北海道千歳市郊外の原野で行いました。今年も、「災害」に対する試験は中止され、北海道での救助犬にとってより重要な、原野での捜索だけを行うこととしました。今年は昨年に引き続き、さらに実践的な状況を設定しました。

1 捜索エリア:現場は航空自衛隊、第2空団の敷地と道央道との間に広がる原野です。昨年と違って今年のエリアはほとんどが林で、見通しの悪い場所でした。エリアを10の区域にわけ、GPSで活用できるようにルートデータを作って、10個のGPSにあらかじめ転送しておきました。捜索エリアの面積の合計は、おおよそ220ヘクタールです。

試験エリア

捜索本部の位置は変更した
現場の地形図:山旅クラブのオンライン地図、国土地理院発行(1/25000)の地形図


全参加者の捜索跡

2 セミナー:試験の実施に当たって、GPSの講習会を何回か行いましたた。実際の捜索に当たっても、テストに当たってもGPSの使用は必須です。GPSには、習熟してもらう必要がありました。一通り、各機能について説明し、最低限の活用として、現在地の確認、次にマップ画面の理解とルートデータによるエリアの確認を重点的に講習しました。



使用したGPS

3 捜索本部:昨年の失敗から、今回は無線の使用は中止しました。連絡は携帯電話を使いました。今回は、北海道エコ・コミュニケーション専門学校の協力を得て、本部テントを建てることが出来ました。心配した雨も無く、風もそれほどではなく、概ね快適に作戦を行うことが出来ました。GPSデータの解析は、PCを2台使用して行いましたが、肝心のデスクとトップが、オンライン地図の使用制限で活用できませんでした。捜索本部では、各参加者からの連絡と、ヘルパーやサポーターからの連絡、それに基づく位置の確認と、人の配置、さらにGPSからデータを吸い出してPCに保存するなどの業務を行いました。今回、本部業務を行って改めて感じたのは、マネジメントの重要性です。今回は、10名のヘルパーと16名のサポーターを使いました。その配置や、各チームの配備の確認に若干追われました。

4 装備:今回は3時間に及ぶ作業となり、また、雨も予想され、必然的にそれに対応できるだけの装備は、参加者が用意したようです。

5 協力:今回は、会のメンバーのほかに、北海道エコ・コミュニケーション専門学校の協力を得、生徒26名と先生が一人、サポーターやヘルパー、本部業務などをお手伝いいただきました。今回はヘルパーの交代は行いませんでした。

捜索エリアヘルパーエリアの面積(ヘクタール)エリアの外周(メートル)
1守屋 貴志29.53,160
2藤倉 佑也22.32,704
3林下 幹18.01,721
4平川 晃司17.71,798
5西川 誠二18.32,388
6武岡 昌吾20.21,829
7菊地 祥弘18.41,691
8山崎 祐輝21.72,264
9中川原 祐樹34.52,849
10笹木 茜27.02,147
全エリアの面積227.6


6 審査:作業の評価は、GPSの軌跡データを利用した捜索経路と、ヘルパーやサポーターからの情報をもとに各作業を評価しました。
結果詳細

レポート

サポーターサポーターの報告捜索エリアヘルパーヘルパーコメント
1猪狩ハリー未発見谷 英里奈1守屋 貴志
2高橋ジョー発見山口 麻奈美2,30m手前で反応2藤倉 佑也良く吠える
3中村シャロン発見池内 朱美なかなか吠えず。ブルーシートが見えた3林下 幹吠えずになめた
4佐々木ナビタ発見北河 亜沙美ハンドラーが見つけ犬を連れて行く4平川 晃司吠える
5浜川フブキ発見高木 桃恵エリアを迷う。人が先に見つける。1回目近くを通るも発見できず。人が発見。近く時指示吠える。5西川 誠二人が見つけて犬を呼ぶ
6浜川リン発見高野 絵里奈かなり遠くで反応。犬が見えなくなる。良く吠える。4平川 晃司良く吠える
7小林ポン発見高野 絵里奈10mで反応6武岡 昌吾良く吠える
8中谷ヴレス・バッキー発見山村 菜美香すぐ近くを1回通る。すぐに吠えず。10mで反応7菊地 祥弘吠える
9沖レイラ発見太田 ゆかり10mで反応すぐ吠える8山崎 祐輝犬から吠える
10杉山クッキー・リサ発見堤 真由美吠えず9中川原 祐樹吠えず
11今野ジュディ未発見高橋 有里10笹木 茜
12葛西ソラ発見岩田 このみ10mで反応。吠える。7菊地 祥弘吠える
13佐藤シルフ・ウルフ1発見河口 里美近くで反応。吠える。6武岡 昌吾
14佐藤シルフ・ウルフ2未発見高橋 有里反応するも発見できず1守屋 貴志
15中村レオ発見太田 ゆかり10mで反応。吠えず。2藤倉 佑也吠えず。
16中谷ジェシー発見西野 由佳里人が見つける。5西川 誠二
17平野ムサシ1発見山村 菜美香20~30で反応。なかなか吠えず。6武岡 昌吾吠えず。人が来てから吠える。
18平野ムサシ2発見田中 綾犬が見つける。吠えず。5西川 誠二吠えず。
19林崎シェパ1発見河口 里美3林下 幹犬が見つける
20林崎シェパ2発見堤 真由美遠くから反応。良く吠える。10笹木 茜犬が見つける
21嘉瀬BJ発見片澤 ひろみしばらく吠えず。8山崎 祐輝犬、自ら吠える。
22宮本マック未発見木村 希望9中川原 祐樹
捜索本部
所要時間捜索距離開始時間終了時間合否捜索エリアの確認捜索ルートの選択犬の反応告知
1猪狩ハリー2:29:5949509:23:2911:53:28未発見良好やや過密
2高橋ジョー2:02:0343769:13:1211:15:15発見合格良好概ね良好良好良好
3中村シャロン2:34:5332599:13:0511:47:58発見合格やや手間取る概ね良好概ね良好今ひとつ
4佐々木ナビタ2:42:4760699:12:3111:55:18発見合格良好的確良くない
5浜川フブキ2:15:2171558:56:4211:12:03発見合格概ね良好概ね良好良くない
6浜川リン0:52:49341312:15:5113:08:40発見合格的確的確良好良好
7小林ポン2:08:3360039:04:4111:13:14発見合格良好的確良好良好
8中谷ヴレス・バッキー1:47:4251118:57:4610:45:28発見合格概ね良好概ね良好概ね良好今ひとつ
9沖レイラ1:59:1551568:46:3110:45:46発見合格良好的確良好良好
10杉山クッキー・リサ2:15:4872178:41:3210:57:20発見合格概ね良好やや荒い良好無し
11今野ジュディ2:43:3084668:30:1311:13:43未発見良好概ね良好概ね良好発見できず
12葛西ソラ1:32:17420911:03:4912:36:06発見合格概ね良好概ね良好概ね良好良好
13佐藤シルフ・ウルフ10:12:0255011:31:0211:43:04発見合格良好良好概ね良好良好
14佐藤シルフ・ウルフ22:37:58784212:14:1814:52:16未発見概ね良好概ね良好今ひとつ発見できず
15中村レオ1:15:13374411:40:5612:56:09発見合格良好良好良好無し
16中谷ジェシー2:14:29710211:31:1013:45:39発見合格今ひとつあまり良くない無し無し
17平野ムサシ10:45:41159312:13:3912:59:20発見合格概ね良好概ね良好良好無し
18平野ムサシ21:00:59335514:04:3715:05:36発見合格概ね良好概ね良好良好無し
19林崎シェパ10:41:34137712:09:4412:51:18発見合格概ね良好今ひとつ良好良好
20林崎シェパ21:12:28266413:01:0914:13:37発見合格良くない今ひとつ良好良好
21嘉瀬BJ2:03:27459510:59:2413:02:51発見合格概ね良好概ね良好良好今ひとつ
22宮本マック2:44:20805911:09:1913:53:39未発見概ね良好概ね良好無し発見できず

結果詳細

レポート


発見咆哮 第10エリア


8 総括:午前中に投入した10チームのうち、発見出来たのは8チームもありました。予想していたよりはるかに良い成績でした。正直言って、やりだす前は、エリアの広さや現場の状況から、探し出せないかも知れないという気もしていました。8時半に最初のチームを投入してから、おおよそ2時間後の10時25分、発見の最初の一報が中谷チームから入りました。それを機に続々と発見のほうが飛び込んできました。この2時間は長かった。
現場は確かに、現実よりは条件が良いと思います。しかし、今回の試験が現実に近づく大きな一歩となったと思います。昨年、岡山で幼い姉妹二人の行方不明事件が起こりました。遺体が発見されたのは、姉妹の実家から1.5kmの地点です。われわれの目標は、そのときの状況に対応できることです。昨年に引き続き今年の試験も、平地で行いました。残された最大の課題は、高低差のある地形にどう対応していくかだと思います。今回の試験で私は、そのヒントを得ることが出来ました。次回の試験に活用したいと思います。


GPSのデータログの吸出しには、DAN杉本氏作のカシミール3Dを使用しました。また、2万5千分の一の地形図は、山旅倶楽部 のオンライン地図を利用しました。カシミール3Dは非常に秀逸なソフトです。

結果詳細

レポート

GPSと救助犬 2002

北海道ボランティアドッグの会の、2002年秋の救助犬認定試験が11月3日、北海道ウトナイ湖畔の原野で行われた。今年は、「災害」に対する試験は中止され、北海道での救助犬にとってより重要な、原野での捜索だけを行うこととした。これに伴ない、これまでに無い思い切った状況を想定した。

1 捜索エリア:現場はウトナイ湖と国道36号線、日高自動車道、JR線路に囲まれた幅約300メートル、長さ約2キロのほぼ四角形のエリア。このエリアを三つに分けた。第1エリア0.185平方キロ、第2エリア0.233平方キロ、第3エリア0.25平方キロの広さがある。第3エリア0.25平方キロは、およそ500メートル四方の広さとなる。

試験エリア

現場の地形図(1/25000):顔のアイコンはヘルパーの位置をあらわしている。
helper1:北緯42度41分29秒  東経141度41分45秒2
helper2:北緯42度41分15秒7 東経141度42分13秒9
helper3:北緯42度40分51秒9 東経141度42分47秒6
helper4:北緯42度41分06秒5 東経141度42分27秒4
helper5:北緯42度41分02秒3 東経141度42分36秒6


2 遭難状況:設定は上記捜索エリア内にて5名の人間が行方不明になったと想定した。捜索には上記のようにエリアを決めて、3チームを同時に投入した。試験なので制限時間は1時間。エリア全体に5名のヘルパーを隠した。どのエリアに何名いるかは、ハンドラーに通知しない。ただし、全体で5名のヘルパーが発見された時点で作業は中止してよいとした。受験者は15チーム。これを3チームずつ5班に分けた。残念ながら5名を発見できた班は無かった。

3 捜索本部:当日は非常に風が強く、残念ながらテントを建てる事が出来なかった。しかも用意したハンディ無線があまり届かず、仕方なく捜索本部はエリア2の端にワゴン車をおいて捜索本部とした。捜索本部にはノート型のPCを用意し、サポーターから寄せられた情報を元にハンドラーの位置を確定した。今後、捜索本部にはモービル形の無線機が必須となるだろう。また、今回はノート型パソコンを使ったが、これも操作性などの面からデスクトップ型のコンピューターとADSL回線でインターネットにつなぎたい。インターネットからはリアルタイムに地図情報を得る事が出来る。ハンディ型の無線機は思ったほど届かず、連絡には携帯電話がしばしば役に立った。

4 装備:ハンドラーにはディパック。水、非常食、雨具は最低限用意していただいた。実際の活動に、これらは必須だろう。さらに、今回はサポーターに持ってもらったが、GPSと無線機、携帯電話なども必須だろう。ヘルパー発見時の連絡は、サポーターに任せずハンドラー自らが行うことを要求した。実際の活動にあたっては、位置の確認と連絡こそが重要である。

5 サポート:今回は、北海道ハイテクの生徒13名が、ボランティアで手伝ってくれた。5名を交代でヘルパー、3名をサポーターとしてハンドラーに一人ずつついてもらった。サポーターには15分おきに現在位置を連絡させた。

6 審査:作業は犬の安全管理とハンドラーの安全管理を主題とした。いくら捜索能力が高くても、犬の行方がわからなくては、ハンドラーは遭難者の捜索どころではなくなる。ハンドラーの安全管理にとって最大の課題は、自身の現在位置の確認である。それは捜索エリアの掌握になって現れる。現場の状況の把握、GPSの活用などがハンドラーに求められる。

チーム名がそのチームの捜索状況にリンクされています

エリアチーム名サポーター発見
第1班1松本オコジョ葛西未発見
9:20~10:202平野ムサシ伊藤第2,第4
3今野ブッチャ堀口第4
第2班1石沢エーリン荒怜第1
10:30:~11:302佐藤シルフ菅原第2
3松本ボナンザ佐孝第3
第3班1浜川ふぶき沢井未発見
11:30~12:302広内リン堀口未発見
3石沢ナビタ葛西第4
第4班1福士アダロ伊藤未発見
13:15~14:152中谷ヴレス石沢未発見
3中村レオ小池第3
第5班1西川カール澤野第1
14:30~15:302今野ジュディ葛西未発見
3中村シャロン堀口第3
発見されたヘルパーの回数第1ヘルパー第2ヘルパー第3ヘルパー第4ヘルパー第5ヘルパー合計
2233010
班ごとの発見者第1班第2班第3班第4班第5班合計
第1エリア010012
第2エリア210003
第3エリア111115
合計2311210

第1班の第2エリアと第3エリアは、第2エリア内の同じヘルパーを発見した。
8 総括:作業時間は1時間。この1時間が10分程度に感じられたというハンドラーが多かった。より長い時間、より広い区域での作業が望ましい。そしてその作業でのノウハウは、実際の作業でのノウハウに直結するだろう。
従来、救助犬試験は犬の捜索能力の評価に主眼を置いていた。今回の我々が行った試験は、犬の能力の判定には主眼を置いてない。救助犬の能力の判定だけなら、これほど広いエリアや長い時間は必要ないだろう。それにもかかわらず、救助犬としての能力の判定は、ほぼ正確に出来たと思う。我々は実際の活動において、何が必要なのかを明らかにしたかった。その目的はほぼ達成されたと思う。

使用したGPSは、GARMINのetrex、summitが2台とvistaが1台。今回は位置の確認だけなのでsummitやvistaまでは必要なかったが、今後ナビゲーションなどに利用する上で、これらの機種を使用することにした。メモリーの容量の関係からか、vistaは大丈夫だったが、summitの方は、はじめに作業した2チームほどのデータログが消えてしまった。

GPSのデータログの吸出しには、DAN杉本氏作のカシミール3Dを使用した。また、2万5千分の一の地形図は、山旅倶楽部 のインターネット常時接続の地図を利用した。カシミール3Dは非常に秀逸なソフトである。

試験終了